ブルックナー:交響曲第9番(第4楽章付)補筆完成版

ブルックナー:交響曲第9番(第4楽章付)補筆完成版

サイモン・ラトルブルックナー交響曲第9番
未完に終わった最終楽章を
サマーレ、フィリップス、コールス、マッツーカ(通称SPCM版)
で録音をした、しかもベルリンフィルを使って録音した。
そのことには大変意義を感じるし
なかなか頑張った演奏をしているとは思うのだが
ところどころ、いつも聴いている第9番とは細部が違う。
これが気になって仕方なくなる。
それ以外は、頑張っているとは思う。

元々アントン・ブルックナーという作曲家には
版の問題がつきまとうけれど、耳に慣れた旋律が
いつものように聞こえないと、驚くよ。