新訳

結局、日本語の問題

「星の王子様」が問題になったりしたのは、少し前のことだが、最近は色々と本の新訳が出ている。ただ毎度決まっているのは「現在使っている言葉」だったり「わかりやすい言葉」だったりで書いたということなのだが、そのような言葉によって言語のニュアンスが本当に表現されるのか不安を感ぜざるを得ない。新訳が求められる必然はその前に出ている本が悪い場合に限ってだと思うのだが、まだ買う予定がないから、どうだか分からないけれど。講談社新訳のドストエフスキーカラマーゾフの兄弟」、ちなみに「カラマーゾフ」は岩波の訳が日本語としてもかなり最悪なので、文庫で買うなら新潮文庫の方が良い。しかし、私は筑摩書房の本で読んだ。やはり文庫は目が疲れるのだ。長編小説。
追記;ブロードキャスターで日本人が絵文字や予測変換により漢字が読めない事態に陥り、より簡単な日本語を使うように字幕や翻訳がされていることを知り、余計に買う気が無くなった。やはり古本屋で見つけた筑摩のハードカバーで良い。

  • threnody

新幹線の中で無性に聴きたくなったんですよ。クシシュトフ・ペンデレツキの「広島の犠牲者の追悼の為の哀歌」
まぁこんな曲を新幹線車内で流したら事故るな。トーンクラスターを用いての作曲手法、弦楽器によって恐怖を引き起こし、途中の泡のような感覚、何か呪いたくなったんだな。

ブリテン:戦争レクイエム

ブリテン:戦争レクイエム

これのベルクのヴァイオリン協奏曲のバックもまた名演。
しかし、現代音楽の作曲家達が先人達に挑戦した楽器による新しい音色を作るという試みは、部分部分では成功したと思うんだが、旋律においては失敗した。部分部分でしか音の印象が残らない。この曲も全部を聴いたあとの虚無感が。断片だけが頭に残っている時の方が美しい。これまた新幹線の中で無性に聴きたくなったブルックナー交響曲第7番の第2楽章とは大違い。
Matrix 5 - Krzysztof Penderecki / Anaklasis / Threnody for the Victims of Hiroshima / Fonogrammi / De Natura Sonoris 1 & 2 / Capriccio / Canticum Canticorum Salomonis / The Dream of Jacob

Matrix 5 - Krzysztof Penderecki / Anaklasis / Threnody for the Victims of Hiroshima / Fonogrammi / De Natura Sonoris 1 & 2 / Capriccio / Canticum Canticorum Salomonis / The Dream of Jacob

  • ディーター・ヘッキング

アレマニア・アーヘンからハノーファーが強奪と。
違約金100万ユーロを払ってまで獲得しようと思うのかね。元ハノーバーの選手と。
しかし、昨季も思ったが、ブンデスって監督の交代が多いなぁ。今季はW杯やクリンシーの影響で面白いサッカーを展開する試合が多いし、観客動員は欧州のどのリーグにも負けていないからねぇ。監督交代が多いのが、リーグの新しい特徴にならなければよいが。(ちなみに監督の墓場と言われているのはトルコリーグであると考えられる。ダウムはよく持ちこたえた3年も)

今週末はDFB-Pokalの影響でブンデスリーガはお休み。リーグアンの注目はチャンピオンズ出場の3チームの試合よりも何よりもフランスダービーパリ・サンジェルマンオランピック・マルセイユの1戦、やっぱり状態の悪いパリがリベリー残留決定後絶好調のマルセイユ相手に試合になるのか、大変注目ですね。今年も移籍市場閉幕直前にエムバミ強奪があったわけだし。
プレミアはマンUトットナムと、お披露目あるのかハマーズの2名というのが注目かな。一応チャンピオンズには4チームでるわけだが、まだ波に乗っていないロンドンの2チームはどう調整するものやら。マージーサイドダービーはAJとBTでエバートンがあっさり勝つでしょ。
で、やっとWOWOWリーガ・エスパニョーラの放映権獲得。というか取っても録画ばっかりなんだよな。今節も一番面白そうなアトレチコ・マドリードバレンシアCFの試合を録画。とりあえず破産して首括って貰いたいものですな。
リーガはマドリー、バルサアトレチコバレンシアの4強(一応これが4強の順列です。)に、セビジャオサスナビジャレアルベティス、ヘタフェ、サラゴサ、セルタ、ラ・コルーニャあたりまで楽しめる、大変良いリーグなのに、日本では放送局がorz。録画が多いのは解せない。日本ではF1を20年間ずっと録画で放送していた局(一応CSは生だが、誰でも見られるチャンネルで世界は放送しておる、アメリカ以外)があるが、やはりスポーツは生に限る。(但し、アメリカ大陸の生中継は日本時間、月曜日の午前中になるのが痛いが)

追記; かっかっか、マージーサイドダービーは笑いが止まらんな。これは祝杯でもあげるか。カールスバーグビールでw。残念ながらビーティーはスタメンでなくて、得点を決めたのは1点目はカーヒルでした。2点目が相手の守りがザルだったこともあるが、AJゴールと。
ネイスミスが決めていたら、もうちょっと面白かったわけだが、最後にまたまたAJで、か〜かっかっか。これは今節のプレミアシップは楽しめそうです。それからクーマン監督を応援しませう。

  • U21

本当にこんな組み合わせで良いんですかね。そもそも予選が3チームの巴戦というのもどうだか。
それから、来年からU-21選手権は毎年開催ってことですかね。
http://jp.uefa.com/live/competitions/under21/draw/2006.PO/draw_basic.html

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