1 EUROレビュー

ツァルタス、また控えか。残念だなぁって、3トップってどういうことだ。パパドプーロスを起用するくらいならツァルタスだろ。トップ下左に入れて、4−4−2だろ。普通に。そして普通に攻められ負けた。レーハーゲルは何をしたかったのだろう?しかしブリザスの難しい位置から素晴らしいゴールで生き延びた。今度はフランスだと思うが、面白い中盤でつぶし合う試合が見たいもの。勿論、フォーメーションは4−4−2に戻して。

うあああ、本当にモリエンテスが控えになってる。ポルトガルはまたデコがスタメンでルイコスタ控えか。仕方ないか。ルイコスタ中で構えてしまうから。
そしてモリエンテスのいないスペインは点が取れず負けた。あのフェルナンド・トーレスのシュートはどうだかねぇ。1回トラップしても良かったんじゃないかねぇ。それからバレロンの出番が無かった。これは間違いだよ。交代にしても何をしたかったのかサッパリわからん。2トップでトップ下にラウルとなったが全く機能しなかったし。ラウルと心中したサエスだが、こんなことになるのなら、ギリシャ戦を中途半端に本気で言ったことが失敗だった。(ギリシャ戦に勝っていれば良かったとも言うが)もし第2戦直前に言われたターンオーバー(バラハの代わりにシャビ・アロンソモリエンテスの代わりにトーレスと言われていた)をしていたならばと思う。そしてキャプテン、ラウルであるが実のところスペイン代表にはもう一人キャプテンシーを任せられる人物がいた。FCバルセロナのキャプテン、プジョルである。プジョル自身3試合フルに出場しているわけでなんらラウルに固執する理由はなかった。スペインの3試合で叶わなかったのは、バレロンバレンシアの中心選手とのコンビネーション、バレロンモリエンテスのコンビだった。それからサルガドがいたらな、と。ファニートではなくプジョルセンターバックとしてチームを鼓舞しただろうなぁ。その為には、右サイドバックでも素晴らしいが、右サイドバックはミチェル・サルガドがいたら良かったと思うことはもう過ぎたことか。サルガドのレアル・マドリードでの献身的なプレイは好きである。左サイドバック(ラウルブラボ、控えにカプデビージャが呼ばれていたが)については、最初から問題があったことなので何も言うことではあるまい。
機能ならポルトガルはデコを起用してから良くなった。今回のヌーノ・ゴメスのゴール。あのシーンでのフィーゴの動きは凄いモノだった。試合全体を通じてフィーゴは良かった。ただフェリペの交代の選手起用だけはねぇ。あそこでフェルナンド・コウト入れられちゃねぇ。面白くなくなると言うか、期待してないことだからね。ポルトガルはパス、個人が動くことでペースを掴むサッカー。これは選手のモチベーションがハイではければかなり難しいことで、開幕戦はプレッシャーだったのだろうと今さらながらに結論づけてみる。