2 EUROプレビュー

スウェーデン対オランダ 黄色対白色
オランダがシステムが機能したら、どこにも敵うチームがないと思っているが、何せ指揮官が奇行を冒すアドフォカートである。そしてグループリーグでは最多得点のスウェーデン対3位のオランダ。得点が大量に入るように言われてはいるが、私はあまり入らないと予想している。スウェーデンは昔から堅い守備の方が有名だ。今回のオロフ・メルベリアンドレアス、ヤコブションのセンターバックは堅い。そこでオランダは選手交代が非常に鍵になる。そんな試合なのだと思う。簡潔に言えばロイ・マカーイはいつ出るのか?そしてそのとき4−4−2は誰を入れることでシステムを機能させるのか?

オランダはこの試合もボウマは出られないらしく、フィードの上手いフランク・デ・ブールをスタメンで起用してくる見込み。他のメンバーは前のチェコ戦と変わらない4−3−3を基調にしてサイドバックが3−4−3のように上がる形。セードルフダーヴィッツが機を計らって攻撃に参加する形はなかなかシステムとして魅力ある形である。
スウェーデンは、相手のセンターバックヤープ・スタムフランク・デ・ブールであることは魅力である。フランク・デブールはスピードに対応できるのであろうかという疑問が存するからである。おそらくスタムはズラタン・イブラヒモビッチに付くだろう。そうするとヘンリク・ラーションのマークは必然的にフランクデブールであるから、このマッチアップはどちらに転ぶのか面白いところ。逆に不安要素はずっと左サイドバックをやっていたエドマンが累積警告で出られないこと。ここに誰を起用し、どういう戦いになるのか気になる。そして中盤の組合せ、これも気になるところ。トビアス・リンデロート、アンデシュ・スヴェンソン、フレデリックリュングベリ、マティアス・ヨンションだと予想しているが、控えにキム・カールストロームクリスティアン・ヴィルヘルムションとかいるねぇ。勿論忘れてならない、FWの控えマルカス・アルバック