1 EUROレビュー

ポルトガル対オランダ 赤対白
やはり右のウィングにオーフェルマウス、センターバックにはボウマ、サブにマカーイがいる。どうやらマカーイは出場できるようだ。逆にポルトガルセンターフォワードパウレタ。やはり彼を起用。どっちに転ぶやら。
コーナーから得点。しかも開幕戦以来のクリスチアーノ・ロナウドじゃん。奴はヘディングが巧かったのか?キッカーを見直したらフィーゴじゃなくてデコじゃん。ちょっと意外だ。そしてイエローも。直後のオーフェルマウス、惜しい。惜しいじゃなくて決めてくれ。ファンニステルローイオフサイド惜しい。うーんギリギリ。うわわ、フィーゴ。凄いな。イングランド戦の鬱憤を晴らす気か!やはり休養期間の関係かオランダに覇気がない。特にロッベン
あ?マカーイ投入。だけ?でも1人だけ?右に入れるのか?
右じゃん。ダメじゃん。2トップにしたほうが良いだろ。2枚目の交代が気になるな。パウレタ、危ねぇ。ファン・デル・ファールトをボウマ?大丈夫か?コクーの位置を下げるのかな。マカーイの位置は修正されないじゃん。ディフェンスラインを変更するにはまだ時間が早い気もするが。
マニシェ。左から巻いてマニシェ。これもコーナーキックじゃん。凄い良いシュートだが、オランダこれはピンチだ。セットプレー2本というのも痛いところだ。
あれ、アンドラーデ。これで1点差、面白くなってきた。ロッベン下げて、スナイデルとか来ないかな。ここでファン・ホーイドンクとか出されるとW杯予選の敗退を思い出す。あのときはファン・ハールが監督だったが。ここはやはり中盤で動ける選手を。先にポルトガルが動いた。ペティートか。守備に来たか。オランダ、ファン・ホーイドンク?うーんマカーイファンニステルローイとの2トップしないのか。これを見たいのだが。フェルナンド・コウト。これもスペイン戦で手段だな。シュートを放てないところにこれをされるとオランダ辛いかも。あああ、デコ!あそこは決めなきゃ。

試合終了。ポルトガルが決勝へ。黄金世代に初タイトルとか言ってる人間が沢山いるけど、全試合スタメンなのはフィーゴしかいないじゃないか!(コスチーニャってそうだっけ?)パウレタは累積だが、ルイ・コスタフェルナンド・コウトもサブじゃん。と少々不満を示してみる。文句でも欲しいところ。

オランダが昔から好きなので、オランダについて少々書く。オランダのシステムは4−3−3で行くだろうと当初から言われていたが、メンバーが全然違う。スコットランド戦第2レグを基調に来ると思っていた。つまり中心はスナイデルファンデルファールトだと思っていた。(3はそれにダーヴィッツを足す)しかし全く違う。大会前にかなり波紋を呼ぶような発言をしたセードルフがスタメンで、スナイデルファンデルファールトもいない。そしてシステムがコクーの位置を上下させることで3−4−3、4−3−3にもなりうるシステムを使った。(現在のブラジル代表もこのシステムである)3−4−3は昔からのオランダのスタイルであるが、球を供給できる選手がいない。往年のニースケンスからフランク・デ・ブールにいたるまでどこかにはいたのだ。それを担うことが出来るはずだったのはスナイデルである。だから2ボランチにはスナイデルダーヴィッツで行くべきだったと思っている。それからギリシャ戦の親善試合ではクライファートマカーイの2トップを試していた。ここからマカーイファン・ニステルローイの2トップで4−4−2というのも悪くないと思っていた。(4には前にファンデルファールトセードルフ、後ろにダーヴィッツスナイデル)この2トップは4試合で一度も実現しなかった。この2人が組んだら、フランス、スペインよりも強力な2トップだったと思うだけに非常に残念である。
オランダについては厳しいとは思っていたが、4強までに進んでくれて嬉しかった反面、スウェーデン戦をPK戦に初めて勝ったことを含めて決勝まで進んで、アンリ・ドロネー杯を掲げて欲しかったというのが本心である。