レアル・マドリードも不振なのは、分かるのだが、毎度のこのクラブはスロースターターだった記憶があるのに(大体前回のリーガ制覇が決まったのは最終節)、やはりあのバイヤー・レヴァークーゼン戦の大敗が効いたようだ。しかし、ビセンテデルボスケによって(基礎はファビオ・カペッロだが)完成されたサッカーがもう崩壊した。治らない。元凶はあの「9」番だよな。速いチェック、世界一美しいショートパスのポゼッション、特に前者が希薄だ。クロード・マケレレ、フラビオ・コンセイソン、エステバン・カンビアッソスティーブ・マクマナマンと4人いたボランチ。今や全員いなくなっている。イヴァン・エルゲラデルボスケ就任当時はフェルナンド・イエロと共にセンターバックだったし。グティボランチもやったことはあったが。
まだ、ペレス会長と話をしているところだし、正式に決まるわけでもないが、後任を出来る人間がいない現実も考えるとカマーチョでも。しかし、カマーチョってレアル監督になるとスグに辞めるね。前回の22日天下ってのもあったし。