最近、寒くなってきたので、寒い国の作曲家の音楽を聴いてみた。ラフマニノフチャイコフスキーシベリウス。共通するのは第1ヴァイオリンが高音域でならす旋律が、ゲルマン系の作曲とは違うのである。ショスタコーヴィチも同じようなことをやっているし、プロコフィエフもやっているだろう。名前を挙げたらきりがないが、これは地域性、国民性によるのかもしれない。特にロシア系の作曲家は寒く雪が降る広い大地ロシアを思わずにはいられない。