行ってきました。感想としては、期待した割には良くなかった。所蔵数が少なすぎたのだ。ただ有名な作品は何個(「夢」「Blue Nude」「珊瑚」etc)かあったし、テーマの作り方は悪くなかった。ただ「そのテーマならもっと必要なモノがあるだろ」と思うモノが無かった。アンリ・マティスの中では、私が一番好きな「ダンス」シリーズをもう少し置いて欲しかったね。で、一緒に行った人間が黒雨だったことからして、常設展のほうが良かったりと思ったりした男二人であった。知っての通り、ブリヂストン美術館と並んでここはクロード・モネカミーユピサロなど印象派絵画が多い。加えて、国立西洋は16世紀、17世紀のオランダ(フランドル絵画)、イタリア絵画もあるし、ドラクロワ、コロー、ミレー、クールベもあるし、良い。ロココが無いのは若干残念だが。そして勿論ロダンブールデルといった彫刻も良いが、個人的に彫刻は興味ない。現代芸術としての彫刻は好きだが。