前回に引き続き、オランピック・マルセイユについて書く。
マルセイユはアラン・ペランからジョゼ・アニゴと監督が交代した。それによって今年の夏にはディディエ・ドログバの50億円放出が大きく話題になったが、裏ではファビオ・セレスティーニ、ルドルフ・スカツェル、マニュエル・ドス・サントス、ステパン・ヴァチョウシェクなどのアラン・ペランが好むような選手を放出した。ところがこれがまたフィリップ・トルシエも好きそうな人間である。しかも「マルセイユの全盛期のような活躍したい」と言っているが、それがトルシエとは似つかない。おそらく、トルシエはブラヒム・エムダニを好んで使うだろう。それはペランのサッカーそのものじゃないか!それから実績のないトルシエに対してベテランのファビアン・バルテズビセンテ・リザラズフレデリック・デウーとか言うこと聞くかな?マルセイユには活躍を期待するが、トルシエというのが大疑問。
ちなみに、ヴィッセル神戸が6億円でトルシエを呼んだらしいのだが、6億出すなら、他に候補を考えないのか?フランス人でもレイノー・ドヌエ(元レアル・ソシエダ監督、ナントでリーグ制覇)、ブルーノ・メツ(元セネガル代表監督、第1回アジアチャンピオン)とかいるだろう。楽天三木谷浩史も頭が悪いとしか言いようがない。日本のクラブの監督招聘の悪いところは、一度他のクラブで采配を取った人間を獲得しようとする。これは良くない。そうすると既に、ジュビロ磐田というクラブはとってもよくない。確か、山本正邦を監督にして未勝利。そりゃそうよね。