今日はメジャーリーグ

ワールドチャンピオン ボストン・レッドソックス

ついにレッドソックスバンビーノの呪いを打ち破り、リーグチャンピオンシップで宿敵ニューヨーク・ヤンキースを破り、ワールドシリーズでも4連勝でチャンピオンリングをもぎ取っていってしまった。凄かったのはカート・シリング。アキレス腱の手術をしてまで登板してソックスが血染めのレッドソックスになっても投げていた彼は凄かった。MVPではなかったが、アリゾナダイヤモンドバックスでMVPを取ったときよりも個人的な印象が強い。(あのときだって7戦のうち3戦先発したからね。中3日を2回)それから、デーブ・ロバーツの盗塁。マリアーノ・リベラが凄く嫌がっていたあの戦法。勝つための手段として非常に緊迫感ある戦いが楽しめた。個人的には13年連続ナ・リーグ東地区王者のアトランタ・ブレーブスが今季もナ・リーグチャンピオンにならなかったことが寂しい。地力としてナ・リーグセントルイス・カージナルスがあると思われたが、ヒューストン・アストロズに苦戦していたね。ア・リーグは前半に非常に強かったニューヨーク・ヤンキースが東地区では優勝したのだが、ノマー・ガルシアパーラを放出してまで、チーム力を強化したボストンは猛追してワイルドカード。結局、これがニューヨークが優勝できなかった原因かな。リーグだけなら確かにニューヨークが優勝なのだがプレーオフのある面白さがこれで解ったと思う。問題はア・リーグの西地区、シアトル・マリナーズがダントツのビリで、観客の目当てがイチロー最多安打にしか目がいかない悲しい結果になってしまった。残り3チームが優勝争いを行う中で、断トツのビリはないだろ。優勝はアナハイム・エンゼルスだったが、オークランド・アスレチックステキサス・レンジャーズも悪いチームじゃなかったから星をつぶし合って、ボストンにワイルドカードを取られたのは残念。NFLと違ってプレーオフは各リーグ、6チームじゃないから。これはプレーオフの厳しいところ。