http://www.iwanami.co.jp/hensyu/genbun/index.html
この会社は現代文庫と言っておきながら戦後を引き摺るか。岩波書店筒井康隆文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)ってのもねぇ、ここに入る部類じゃないでしょ。小平邦彦の著作は非常に良かった印象があるが。あとはハイデガー『存在と時間』の構築 (岩波現代文庫―学術)が良かったかな。勿論、これだけではハイデッガーの「存在と時間」の埋め合わせにはならないが。渡辺二郎の2つの大著並の要領(残念ながらはまぞうでは見つからず)が必要だ。この本ではニーチェに関しての部分やハイデッガーの芸術論、言語論については薄い気がしてならない。また文章は「現象学の根本諸問題〈第2部門〉講義1919‐44 (ハイデッガー全集)」の日本語訳が出ていないころに書いてあるので、まだ訳が出ていないという文が引っかかるがよい本だ。他にも持っている本が工房にあると思うが覚えていない。

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テニスの全豪オープンなのだが、ニュースではマリア・シャラポワだけ取り上げて、私の好きなアナスタシア・ミスキナが4回戦に進んだニュースなんか全くないし、他にもモレスモディメンティエワクズネツォワとか取り上げても良いのでは?もっと心配なのは男子シングルス、ロジャー・フェデラーに日本人の鈴木貴男が負けたニュース以外見てないぞ。カルロス・モヤが1回戦敗退していたとか、アンドレ・アガシ、アンディー・ロディック、マラト・サフィンレイトン・ヒューイット、ギジェルモ・コリア、デビット・ナルバンディアン、が順調に上がってきているとか話題にすらならん。トーマス・ヨハンソンの名前も残っている。試合もアガシ対シュトラー、1回戦からヒューイット対アルノー・クレメンやっていたのね。