http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050218-0011.html
2バックという戦術だが、個人的には合理的な話だと思う。簡単に言うと4バックの進化型が2バックである。簡単に言うとFCバルセロナACミランとの試合で勝たなければならないときにラファエル・マルケスに変えてヘンリク・ラーションを投入し、ファン・ブロンクホルストベレッチは上がりっぱなしだった。この状況なのだと考える。ただ数的優位の作り方とか書いてあるとバイヤー・レヴァークーゼンみたいな状況かもと思いつつ。レバークーゼンの分厚いサイドから崩しは好きだ。しかし3-4-3のときのサイドチャンジの多さも好きだ。イビチャ・オシムの考える戦術がバイエルの4-4-2と3-4-3の融合かと思うと凄い構想だなと感心。
ところで、3バックから2バックに進化させるというのは難しいと個人的には思う。リベロが上がるにしても3バックの右と左に守備範囲を広げろというのも難しいし、上がったリベロのスペースはそれこそ相手にしてみれば絶好の得点チャンスの場所である。日本では代表が3バックしねぇ。3バックに慣れすぎると、2バックは不思議戦術かもしれないが4バックのスクランブルとしての帰結なら理解は可能。問題は許容と選手自身の運動量と戦術の浸透だけ。