http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=502190006
ネーメ・ヤルヴィチャイコフスキー第3弾は交響曲第5番か。地方長官のピストル音って1812年でも大砲使うかもしれんな。これは。
しかし、ここにも書いてあるがヤルヴィの師匠、エフゲニー・ムラヴィンスキーレニングラード交響楽団は凄くて、有名なチャイコフスキー交響曲の3つのセット。。ASIN:B00005Q7Q9。第5番はその中でも得意な曲だったと思うが。まぁ全部凄いのだ。レニングラードの鉄壁のアンサンブルから出てくる澄み切った音色が。第5番のワルツは優しくないが美しい。そしてフィナーレは推進力の凄さですよ。旧ソ連、共産圏の凄さですな。
個人的にチャイコフスキー交響曲のCDを薦めるならこのセット。ただ「悲愴」がヤバいのだ。チャイコフスキーがロマンティックで甘いメロディーの作曲家というイメージを払拭して、「弱い男は突き飛ばす」ばりの演奏をしている。ただ第1楽章のアダージョからアレグロに移行するヴィオラの部分。背筋が凍ります。