http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=502230076
リノス・アンサンブルのCDを持っているが、このブルックナー交響曲第7番の編曲は嫌いではない。第2楽章の第2主題を再現する部分(アダージョはA-B-A-B-Aの2部形式)などはこれがあるほうが分かり易かったりする部分もあるが、それからスケルツォ、フィナーレは音楽の音の不足が逆に室内楽に合っている感じ。編曲からするとピアノとハルモニウムといのはどうかという問題らしいが、好き嫌いの問題です。許容の問題です。確かにブルックナーのオルガン的な弦の音が広がりという感覚も無いし。
室内楽室内楽の至高の響きが聴きたいモノというところか。ベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲の極地。特に15番のリディア旋法による感謝の歌とか。これは録音としてアドルフ・ブッシュ、イェノー・レナー、ルシアン・カペーと昔からあったことが幸福。他にも素晴らしいヴァイオリンの人の聖者がいるが。弦楽四重奏団はやはり第1ヴァイオリンの人の名前で呼ぶ方が良いな、ギュンター・ヒピラーしかし、アルバン・ベルク四重奏団