スペイン勢、全滅。

ユヴェントス 1 - 0 レアル・マドリード 合計 1 - 1 延長1 - 0

勝つとは思って見ていながらも時間が経過するのは胃に悪いぜ。トレゼゲの得点シーンは2年前のデジャブ。やはりハイボールで揺さぶられるとレアルは守備がまごつく。サラジェタの延長でのゴールも2年前のデジャブ(カンプ・ノウ、対バルサ)、脚が動かなくなってしまった守備陣が固まってしまって微妙なディフレクションを加えゴールに吸い込まれたよ。しかしああいうときのズラタンはこれ以上なく助かる存在だ。
やはりカペッロの先発のメンバーが全てだったのだと思う、あそこでセンターハーフをエメルソン一人にしてサイド攻撃を効果的に増やすためにザンブロッタを中盤で起用、サイドバックにペッソットを投入。普段では見られない攻撃シーンの多いユーヴェ、前半の早々にイブラヒモビッチの惜しいシーンだったが、この試合のターニングポイントは選手交代、コンディションの面で万全でないトレゼゲは途中出場しかなかったが投入するタイミング、逆にジネディーヌ・ジダンを下げたタイミング、ルシェンブルゴの弁明は正しいと思うが、結果がそれを笑わない。

アーセナル 1 - 0 バイエルン・ミュンヘン

ベンゲルは記者会見で欧州で勝つ特別な方法はあるか?と聞かれ、そんなものあるわけないと言ったそうだが、負けない為の戦術を選択できない悲しいかなそれがアーセナル、しかしハイバリーでの逆転の望みを自滅のようなミスの多さで失った。ショートパスを繋ぐことで活きるアーセナルの美しいサッカーが、バイエルンの素晴らしい守備にまたやられた。オリヴァー・カーンの素晴らしいセーブもあったとはいえ、ポゼッションの割にシュート数が少ないことを考える必要があるのかもしれない。ロンドンダービー見たかったなぁ、残念。

バイヤー・レヴァークーゼン 1 - 3 リヴァプール

あれで勝つのは至極困難である。全滅したセンターバック。出場停止のロブソン・ポンテ、ポール・フライヤー。そして試合中に肋骨を痛めて交代したディミタール・ベルバトフリヴァプールスティーブン・ジェラードからルイス・ガルシアが合わせてゴール、3年前の悪夢とは違うハッピーエンドと。まぁバイエルンシャルケ04がトップ2っぽいので、3位争いが激しくなりそうなブンデスリーガ

ASモナコ 0 - 3 PSVアイントホーフェン

またセットプレーで見事な先制点、フェネホール・オフ・ヘッセリンク。以降アドヴァンテージを見事に活かしてきっちりと結果を残したようですな。まだ見てない。