UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝1stレグ 第2日目 プレビュー

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1971/Match=1086477/Report=MB.html
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今季3戦3勝のチェルシープレミアシップ制覇こそお預けになったわけだが、ジョー・コールフルハム戦のゴールを見ると、チームも攻撃陣は俄然調子が良いようだ。ディディエ・ドログバがコンスタントに得点を決めだし、そしてタイミング良くアリエン・ロッベンの復帰と。しかし気になるのは最近の失点多さ。ペトル・チェフの1試合平均0.47からするとどんどん悪くなっている(つまり1失点しているということね)、コリンズ・ジョンの失点なんて、リカルド・カルバーリョのミスだったわけだし。元々怪我人続出でサイドバックウェイン・ブリッジパウロ・フェレイラがいないわけだが。リヴァプールミラン・バロシュが見事に抜け出せば良いチャンスになるかもしれないが、ヤツはチャンピオンズリーグで悉く外しているのもポイント。ジブリル・シセが復帰したことで発憤できるだろうか。もしくはシセがやってくれるだろうか。ただ攻撃はFWだけでなく、チーム全体によるものだと思われる。中でも中盤から上がってゴールに絡むフランク・ランパードがエイドゥール・グジョンセン(彼は本当にFWでありながら下がってしっかりと守備をする)、ジョー・コールダミアン・ダフ有機的に繋がってしまったら、トリノで素晴らしい動きを見せたリヴァプールの守備陣も辛いところ。何よりリヴァプールにはクロード・マケレレのような選手がいないのだから。おそらく、イゴール・ビスチャンではなく、センターハーフにはスティーブン・ジェラードシャビ・アロンソだと思うが、それによってサイドに上手く散らしながら上がり込むスタイルを見せることができたら得点のチャンスかもと思うが、マケレレがジェラードを押さえ込むとしたらどうなるのやら。多分、前回のユヴェントス戦同様にスティーブ・フィナンヨン・アルネ・リーセは上がらないと思うし、中盤で動かせなかったら、負けかと。ルイス・ガルシアが何かやってくれるなら、別だが。