• ブラジル代表を検証しよう

コンフェデの日本対ブラジルを見ながら、日本が追いついたシーンで「よし」と重いながら、こんなに強くなくて良いのかと思ってしまう二律背反な自分。そういえば、日本対ドイツでもドイツをずっと見ていた。まぁあの試合の日本が酷すぎたこともあるわけだが。
日本代表について書きたいことあるが、もなによりブラジルですよ。彼らはやはりテストの側面も残しているわけで1年後に誰が入るのかの期待が多数有る。ポジション別に

GK:ジダ、マルコス、ゴメス、ジュリオ・セザール、ホジェリオ・セニ
DF:ルシオロッキ・ジュニオール、ジュアン、ルイゾン、クリス、グスタボ・ネリー、マルセロ・ボルドン、エジミウソン
RB:カフーベレッチマイコンシシーニョマンシーニ、ホッケンバック
LB:ロベルト・カルロスジウベルト、マックスウェル、レオ
MF:エメルソン、ゼ・ロベルトジュニーニョ・ペルナンブカーノジウベルト・シウヴァ、エドゥ、レナトリカルジーニョクレベルソン、ドゥドゥ、モッタ
OH:ロナウジーニョ、カカ、ジュリオ・バプティスタ、ディエゴ、アレックス、ダニエル・カルバーリョエラーノ、カルロス・アウベルト、リバウド
FW:アドリアーノロナウドロビーニョ、リカルド・オリヴェイラルイス・ファビアーノ、ワグネル・ラヴ、ニウマール、クレベール

イイ感じに揃っているわけだが、前の3Rと違って前に4人いるもんだから、残り6人の人選(サイドバックは決まったようなものだから、4人か)が気になるところ。センターバックルシオは良いと思うが、加えて誰だということ。個人的には大けがをして昨シーズンは棒に振ったわけだが、エジミウソンが好きだ。彼のドリブルでの攻撃力、ボールをサイドに散らすフィードの巧さは他にはない。ただルシオ共々ドリブルでの攻撃参加が好きなところがヤバい。ただ2バックサッカーでは守備力よりも個人の強さでしょ。そうするとバイヤー・レヴァークーゼンの二人よりも良いと個人的には思う。
センターバックのドリブル攻撃、サイドバックの攻撃参加を考えるとセンターハーフは守備的な人が必ず一人は欲しい。守備が巧くて相手を削るというと個人的にはモッタしか思いつかないわけだが何故か本当に代表には縁がない。エメルソンというのが一時的には良いのだろうか。(バルサエジミウソンがそのポジションをやっていることはあったが、センターバックという前提で考えよう。)ゼ・ロベルトとのコンビも良いわけだが、ゼ・ロベルトの本職を知っているとあのポジションはモッタのほうが良いと思うのも何故だろう。センターハーフというとジュニーニョ・ペルナンブカーノを置いて欲しいとも思う。ゼ・ロベルトとは違うが攻撃参加や相手の攻撃の芽を摘み取ることに関しては問題ないわけで。
で、攻撃のカルテットだ。君たちロナウド好きかい?
そして、全体的な問題が発生する。統率役で強いキャプテンシーを放つ選手がいない気がする。
もう一つは背番号の問題。南米予選は先発選手に番号が割り振られているわけだが本戦は違うわけで、似合う背番号を書いてみる。

2=カフー、6=ロベルト・カルロス、5=エジミウソン、3=ルシオ、22カカ

GKは大体の「1」と「12」と「23」が決定事項だから残りだ。
「4」はどうする。控えホッキ・ジュニオールか。レヴァークーゼンではジュアンだが、確かに2002年もホッキ・ジュニールだった。ついで「8」だ。ここはカカが着けているがカカは「22」だとしても、ジュニーニョ・ペルナンブカーノだろうか。エメルソンもこの背番号だ。2002年では「7」を着ける予定だったわけだが。では「7」はどうなるか。ロビーニョが着けているわけだ。アドリアーノも「9」を着けないと「7」だったりする。「11」はFWの番号っぽいがゼ・ロベルトがよく着ける。コパ・アメリカではエドゥだった。
ただやっぱり気になるのは「10」だ。栄光の背番号。
色々と2002年以降着けたわけだが、何か似合わない。最近よく着けるロナウジーニョバルサで「10」だが、バルサの「10」も昔着けていたブラジル人のほうが似合っていた。男は背中で語るわけだが、セレソンの「10」にしてはロナウジーニョは王様という雰囲気が薄い。リヴァウドにはそれがあったわけだが。