http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000000-san-pol&kz=pol
郵政民営化法案が衆議院で可決されたわけだが、委員会で具体的なことは殆ど無く(確か機能分割して持株会社というくらいだったはず)、郵政公社の運営する簡保郵貯の資金が財政投融資として、公団に金がムダに行っているという構図に対して不満はあるが、郵便局を民営化してどうなるわけだ?たしかニュージーランドは民営化して破産した結果になったわけだし、今でも欧州の郵便局は完全民営化されてませんよ。
そこのところ、ディテールのないライオンパーマ、小泉純一郎。棄権も造反と見なすと言ったら逆に反対票が増えるというところ。しかし、自民党を壊すと板人間が自民党おきまりの党議拘束の手法に走るとは嘆かわしい。アメリカのように特定の法案に関しては民主党共和党の一部議員が協力・反対するという議会の状態になるべきだと思うし、一党の中でもイギリスのように特定の法案には反対しても良いとしてもらいたい。
もっと嘆かわしいのは郵便局が国営だからという安心ということだけをずっという(彼には財投の資金ということを考える頭の余地などない)荒井広幸は、この造反リストに名前がない(切り崩されたわけだ)という矛盾さ。逆に小林興起が頑張っているように見える。しかし、綿貫民輔といい、亀井静香といい、代替の政策案をしっかり提案して欲しいモノだ。
私個人の考えは、民営化には反対だが、現状の郵政公社には財投等財政に関して大反対。