ルイス・フィーゴというと1998-1999シーズン バルセロナは強かった記憶がある。左サイドのフィリップ・コクーやボーデヴィン・ゼンデンがいて、リバウドという王様がいたわけだが、フィーゴドリブラー、ウィンガーとして別格の存在感があった。そんなフィーゴ2000-2001シーズン レアル・マドリードに加入する。加入の経緯はともかく、レアル・マドリードが美しいサッカーを繰り広げたのはこのシーズンとこの次のシーズンだけですよ。あのビセンテ・デル・ボスケに率いられたメレンゲスは全員がしっかりと守備はできていたし、攻撃はショートパスがしっかりとつながり個人が才能を発揮する上質のサッカーだった。その中でフィーゴドリブラーとして相手を掻き回してセンタリングを挙げる。フェルナンド・モリエンテスは高さで競り、ラウル・ゴンサレスは恐れることなくニアサイドに飛び込む。そんな良いサッカーも今や昔。