リベンジ、リベンジ、言うなら昨日のイラン戦の内容でメキシコに勝てたかどうかを考えてみたいわ。アホ臭い試合だった。1対1で勝ててなかった場面が多数だし。ジーコは結局何もしてないままだよ。監督交代してくれ。本戦で活躍できる気がしない。
さて、試合内容として攻撃に非常に問題を感じた試合だった。
何やりたいんですか?中盤でパスを絡めた有機的な攻撃は一切無く、前のアジア予選のバーレーン戦の小笠原満男のようなゴールを期待することは皆無。やった攻撃はハーフウェーラインより下がったエリアから長いボールでサイドラインか前線に放り込むだけ。裏に走り込んだ玉田圭司大黒将志が何度かチャンスになったはイイが、相手の下がったディフェンスラインとトップからチェックにいかなかったイランの守備に問題があっただけで日本が素晴らしかったとは言い難い。
しかもサイドへの供給するボールは左サイドが殆どでバランス崩していたじゃないですか。加地亮のゴールのシーンなんて加地がハーフウェーラインからのポジションを見ていたら明らかに偏り過ぎ。ゴールが決まったから良いものの、アレックスのクロスから高さでゴールを脅かすシーンはゼロ。グラウンダーから飛び込むだけと。サイドの選手もクロスの供給だけで切れ込んでシュートということがないのも気になる。
前半にゴールを脅かされたシーンは、ディフェンスラインが引きすぎたこと。ショートパスによる相手の展開を許すエリアが多すぎる。中盤でのチェックは時間を経過するにつれ質も量も落ちる。あげく後半にはミドルシュートを撃たせる場面を許すと守備は成長してませんね。相手のイランがショボかったのが幸いしただけと。そしてアリ・ダエイポストプレーを許してPK献上の中澤佑二。世界には彼くらいのプレーをする選手がゴロゴロいるのに、あのレベルか。

海外組がいなかったとかいうだけで、片づける問題だろうか?コンフェデレーションズカップで見たときよりも明らかに質が落ちた試合を見させて貰った。