まぁ崩壊崩壊と、本当に崩壊しているわけだが、実際のところリーガ・エスパニョーラ自体、崩壊する試合が多いカンプ・ノウサンチャゴ・ベルナベウで憤死するクラブが昔は多かったんですよ。知っている人は知っているだろうけど。)ので、レアル単年で失点数を調べてみる。(但し試合数が昔のほうが多かった)
やはり一番失点が少ないのが1996-1997シーズン レアル・マドリード。48試合36失点。監督はファビオ・カペッロだ。面子がステキな訳だが、まず攻撃に目がいくのは仕方ないが、守備に目をやるとサンチス、イエロ、アルコルタという名前。サイドバックはこのシーズンからロベルト・カルロスが左に入り、右にはパヌッチが呼ばれている。以降は40失点以上はしている。ところが、前季は38試合32失点と不思議な結果を見る。試合内容から見てもディフェンスラインが機能していないのは目に見えている。結果が至っていないというのは現象として不思議だ。(もちろん、こうなるのはGKイケル・カシージャスを考えていないからだが)
それから、思った以上にリーガは失点数が各チーム均衡しており、得点数も順位に関連するような並びになっている。(若干、昨季はバレンシアだけがグラフからすると外れる)そんな風にリーガは現在、セルタが首位で、ヘタフェが2位なんですけど、数字だけから見ると、レアル・ソシエダの大量失点が目立つ。バルサは試合を見るから言えることだが、シュートの割に決まらないチームを考え直したほうが良いと思う。
ちなみにこのような調べ物から得た結論は、アーセナルプレミアリーグでは浮いていた。87得点36失点。チェルシーの得点も意外と72と多いわけだが、それ以外は殆どなだらかな数値曲線で失点も均衡。アーセナルは守備を考えましょう。(まぁ1999-2000シーズン マンチェスター・ユナイテッドみたいなチームもあるんだけどね)