UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ 第2節 第1日目 プレビュー
ヴェルダーを放送しないことに断固講義する。

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マンUポルトガル勢をホームでは7戦6勝。一つの例外は誤審で引き分けたFCポルト戦だけと。ケガ人続出、ブラックバーンなんぞに負けてしまったチームには朗報だよ。しかし、どうやって勝つのか戦術的に気になるところだ。攻撃におけるルート・ファン・ニステルローイと誰を組み合わせるかの問題だが、まずチームのためにライアン・ギグスを置こうよ。オーソドックスの4-4-2をするにしても、右にクリ坊。左にギグシー、中に双子というのが望ましいと今でも思う。アラン・スミスをFWで。(ウェイン・ルーニー、2試合出場停止なんだから)ところで、ベンフィカといえば、アフリカのペレ、マントーラス(アンゴラ代表、運悪ければW杯にも来る)やヌーノ・ゴメスルイゾンシモン・サブロサファブリツィオ・ミッコリ、ギオルギアス・カラグーニスなど、案外豪華なメンバーだという印象。侮れないな。

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ケガ人だらけで困っている両チーム。ガナーズウェストハムに引き分けてしまう始末。ホセ・アントニオ・レジェスとロビン・ヴァン・ペルシー(此奴、赤紙で出られないじゃん!!)の2トップは少々気になるところだが、かといって代役はなし。Bからオウス・アベイやアルトゥーロ・ルポーリを上げるのも何だかねぇ。(しかし、オウス・アベイはロベール・ピレスの代役の可能性もある)デニス・ベルカンプジウベルト・シルバもアウトと。中でも一番大変だと思うのはイェンス・レーマンさんが出場停止なことだ!(たしかバイエルン戦で暴言だったかツバだったか)かなり大変だね。ちょっとフランシス・ジェファーズとジェレミー・アリアディエールを放出したことを後悔しないか?(かと言ってジェファーズもレンジャーズでそれほど活躍しているわけじゃないけど)アヤックスもケガに悩まされている選手が多い中で、アンゲロス・ハリステアスがゴールを決めている。高い選手が苦手なチームには痛い話だ。だけどマウロ・ロサーレスとかムリなんですよね。アヤックスも。これにウェズレイスナイデルもいないと寂しいよ。

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パヴェル・ネドヴェド、エメルソン、ズラタン・イブラヒモビッチを上手に休ませたユーヴェ。前回の対戦はアレン・ボクシッチアレッサンドロ・デルピエロのゴール等で勝ったわけだが、現況のチームの完成度とするとやはりまだディフェンスに若干の不安を感じるし、欧州最強という感じはまだ無い。勝つんだったら、1-0か2-0で相手に絶望を与える感じで勝って欲しいものだが、さてどうなるやら。大体ラピドのサッカーはフィジカルもあるし、しっかりとした構成力で攻めていたし、セットプレーでホフマンのフリーキックは惜しかったし、バラホビッチのPKが決まっていたらバイエルン相手に引き分けていた可能性もあったわけだし。中盤がパトリック・ヴィエラが出場停止で、おそらくジャンニケッダが出るだろうが、最近のカモラネーシの好調がボランチの上がりを助けている。そのまま頑張れと。右といえば、マヌエレ・ブラージも。

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ヴィンチェンツォ・イアクィンタがいたなら面白いカードだったのだが、彼がいなくなってからかなり戦力ダウンの様相。しかも、場所はカンプ・ノウ。大変な話だ。ベティス戦で、ロナウジーニョ、デコを温存し、久々にマキシ・ロペスを使ったわけだが、チャンピオンズリーグだけで見られるリオネル・メッシーを使ってくれねぇかな。(スペイン国籍、本日取得、祝杯で出ろ)ルドビク・ジュリー欠場だし。ヘンリク・ラーションが中でサミュエル・エトーがスピードをいかしてウイングやるのが良いのかもしれないが。逆に抑えるのは大変だと思う。何せ3トップに3バックはどうしようもなく大変だ。昨季、セルティックは8人くらいで守っていてやっと1点に抑えていたくらいだ。攻撃なんて本当に大変だ。そういうときに高さのあるイアクィンタは重要なのに。ディ・ナターレディ・ミケーレのコンビは高さがない分、どう切り込むやら。セルセ・コズミ。まぁ個人的にヴェルダーが勝ち抜けてくれたら良いと思っているわけだが。

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ついに開幕からの連勝が途切れたバイエルン。このチームは巧く回転しないときが何かプレッシングからパス回しまで格が落ちるというわかりやすいチームだが、HSV戦は全くその通りだった。オーウェン・ハーグリーブスが復帰するが、壊し屋として機能するマルティン・デミチェリスではなく、オーガナイザーとして機能する彼は大きいが、問題は攻撃をどうやって並べるのやら。人が多いなりの悩み、但しFWの人数はどうだかねぇ。個人的には今季もメーメット・ショルに期待しているのに。(やっぱりバイエルンといえば、ショルかイェレミースだ)
クラブ・ブルージュは攻撃がまだしっかり整っていない様子。確かルネ・ランゲがケガで長期離脱中。ノルウェー人らしい彼のスタイルは2シーズン前のCLで楽しませてもらったので見たかったわけだが。というわけで活躍しろよ、ハビエル・ポルティージョ

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今大会の決勝戦の地、パリ、スタッド・ドゥ・フランスで試合をしなければならないリール。(でもパリではパリ・サンジェルマンに負けたが、あれは第1回開催の地、パルク・デ・プランスだ)サンテ・ティエンヌ戦は主力を温存することもできて、かなり良い状態で試合に臨めると。このチームはアチモヴィチやマクンが当たらないと厳しい。逆にエスパニョール戦も主力で臨んだサブマリン。前節は出場しなかったファン・ロマン・リケルメディエゴ・フォルランが頑張らないとこのチームに勝ち目はないからねぇ。だけど、こういうカードが出るようになったのはクロード・ピュエル、マヌエル・ぺジェグリーニが偉いのか、ある程度ビッグクラブを離れた選手の功績なのか考えてしまった。

フランク・バウマンが休んでいたが一応復帰らしい。そういえば昨季も開幕節は負けて、しかもバウマンは痛い思い(アドリアーノにファウルを仕掛けて自身が故障)だったと思い出す。ペトリ・パサネンがケガで欠場でも、ナウド、レオナルド・アンドレアセンといるから侮れん。(これに、バレリアン・イスマエル、ムラデン・クルスタジッチがいたなら相当恐ろしい、もちろんファビアン・エルンストも)毎度おなじみの3アタッカー(ミロスラフ・クローゼは今節復帰)で点を取れたら、中盤のプレスも良いし、サイドアタックにも可能性を感じる。加えてパナシナイコスに往年の勢いを感じない。この試合でヴェルダーが勝ち点を落とすと、ネルソン・バルデスやヨアン・ミクーが惜しかったがバルサ戦を落としてしまっただけに厳しい状況になってしまう。どうにもこうにも勝ち点が欲しい。ただフラビオ・コンセイソンが良いらしい。気になる。本来の攻撃の中心は、エセキエル・ゴンザレスとエマニュエル・オリサデベなんだけど。

その他色々。気になるといえば、FCトゥーンだろうか。ベルンで試合をするわけだが。