UEFAチャンピオンズリーグ グループリーグ 第4節
PSVアイントホーフェンは試合前会見の通りフース・ヒディンクのサプライズ戦術でACミランに勝利。3バックかなとは思っていたが、イブラヒム・アフェライやらイスマエル・アイサティとこのクラブの若手は凄いねぇ。
というわけで、オランピック・リヨネーが4連勝でグループリーグ突破が決定。またもジュニーニョ・ペルナンブカーノフリーキックを決めたそうな。先制点を喰らってもチーム力で追い付いて逆転できてしまう攻撃の充実。終いにはベノワ・ペドレッティ、ジェレミー・クレメン等層の厚さも見せている。ポール・ル・グエンの素晴らしい財産は今季は結実する可能性は高い。
同じグループFのレアル・マドリードローゼンボリBKに勝利し、グループリーグ突破が確定。というわけで次節はサンチャゴ・ベルナベウで直接対決。レアルは4点差を付けると逆転して首位に立てるわけだが。ということで昨季非常に悔しい敗退をしたオリンピアコスはこの時点で4位と大変です。
チェルシーが負けた。何というか、ついに悪いムードがここ最近漂っていたわけだが、ついに負けた。いきなり出場したダニ選手のゴールよりも、やっぱりボールを奪えなかったのが痛かった。クロード・マケレレマイケル・エッシェンといった中盤。加えてホアキンにもやられていたわけで、アシエル・デル・オルノを出せなかったのは痛かった。ウェイン・ブリッジがベンチにいたのに。あとは攻撃に関してもエイドゥール・グジョンセンは3トップには向いていないな。彼は攻撃も良いがチームのために下がって守備に行ってしまうわけだし。
ところで、ベティスが次節のリヴァプールFC戦に勝つと最終節のスタンフォード・ブリッジは非常に面白くなるわけだが、そんな笑いの神はいないよな。
面白布陣で臨んだインテル・ミラノは無冠客のジュゼッペ・メアッツァFCポルトに先制されたが、後半になってフリオ・リカルド・クルス作庭職人を投入すると彼がPKを決めて同点、そしてこれまた途中投入シニシャ・ミハイロビッチ大先生のコーナキックからクルスが決めて逆転と。この面子をどうして最初から出さないのかツッコまずにはいられないこれがインテル仕事。
グラスゴー・レンジャーズは逆転したのに追い付かれて引き分け、フェネルバフチェは2人退場でシャルケ04に完敗。リヴァプールにやられたアンデルレヒトには夢も希望もない。