http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=605190040
フルトヴェングラーの戦時中の録音のリマスター。ARCHIPEL,GEBHARDT,ANDROMEDAグループによるリマスタリングということで、色々と良いモノが揃っていますね。細かい注目といえば、ブルックナーアダージョ。自分のこの演奏の録音を聴いて泣いて感動した彼はそれまで懐疑的に考えていた録音を容認したという話。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの演奏に関してどの時期が良かったかという話になると、戦時中という限界の心理状況が名演を生んだという考えかたもありますからね。(とはいえ、録音の技術が向上するのは戦後だ、悲しいかな。)

Beethoven: War Time Recordings, 1940-1944

Beethoven: War Time Recordings, 1940-1944