解説金田喜稔という理由でTBSを見る予定。しかし彼の解説がアルゼンチン戦で無さそうなのが残念なことで。地上波。日テレが何故に放送する理由があるのやら。しかも第2節。最終節でも初戦でもなく。
コスタリカについては殆ど知らないのでプレビューにもならんわけだが、ドイツのこれまでの戦いを見ていて心配に思うのはやはりディフェンスライン。攻撃を機能させるべくラインを上げればそれだけ裏のリスクが生まれるがそれを充分にカヴァーできるだけの力がセンターバックにあるわけではない。特にメルテザッカー。攻撃に関しては今回はミヒャエル・バラック選手が欠場だそうで、トップ下の位置にティム・ボロウスキーが入って実は運動量がある選手なだけに攻撃が巧く機能してくれると面白いんだが。攻撃だって、シュヴァインシュタイガー、シュナイダーと中に切れ込むから不安を上げればキリがないんですけれどね。前線の二人だって噛み合っているとは言い難いし。
個人的に一番良い打開策というのは、ティム・ボロウスキーをトップ下、右のハーフをベルント・シュナイダー、左のハーフはマルセル・ヤンゼン、というのが良いと思うが多分ないね。どう考えてもシュヴァイニーを左にだけ置いておくのはプレースタイル的にどうかと思う。それに彼の所属チームでは左サイドはゼ・ロベルトが本職で彼は左より右だったり中だったりやることの方が多い中盤の役割。
ちなみにどうして私が強くボロウスキーを求めるかと言えば彼がメスタージャの観客に向かって中指立てたりする過去のドイツ代表が強かったときに必ず一人はいた悪党イメージを持つ人間は彼しかいないと思うからだ。まさに彼はシュテファン・エッフェンベルク(但し彼は1994年アメリカ大会中に非紳士的行為を理由に追放されたが)の系譜(系譜となると始まりはやっぱりギュンター・ネッツァーだよな。そしてベルント・シュスター)を継ぐ人間だ。