私は川淵三郎のアホな記者会見の中でココが気になったよ

反町康治(五輪代表)監督がフル代表のコーチとなって、新たなフル代表監督が五輪代表監督になる(兼任する)というやり方は取らない。反町監督には五輪代表チームを見てもらう。

おいおい、ちょっと待て、反町は2年契約で終わりってこと?で、ユースの統括は誰がやるんでしょう?毎度のことなら、年代別に監督がいて誰も統括してなかった記憶が。これで若手育成なんですかね?非常に疑問を感じる。日本の場合、クラブチームのGMに相当する人間がいないのだ。今思えば、トルシエが五輪代表やユース統括を兼任をしていて助かったなぁ。山本昌邦大熊清と戦術バラバラだったからな、反町がサッカー批評で言ったとおり、「A代表の一人歩き」これが続いていくのだろうか。
加えて、誰がA代表の監督になろうともこれまでのトルシエジーコの慣例からすると4年契約ですよ、おそらく。
一回、マネジメント体制、考え直した方がイイんじゃないか?4年の契約っていうのは明らかに長すぎる。欧州のクラブはもとより代表としても長い。(4年以上やっている監督も、2年契約の後の更新してのこと、記憶が正しければ、レーハーゲルもフェリペも当初は2年。エリクソンは時期が時期なだけに覚えていない、おそらく短期間)
川淵、田嶋幸三ともに、監督が替わればチームも変わってよくなると安易に考えている節がある。悪いけどクラブチームの会長および取締役、GMだったらクビ飛んでいるよ。信頼を得る人間かと言われたらソシオやサポーターはNoを言うでしょ。ヴィジョンも見えているワケがないんだし。信頼を得ようと、現在の会長選挙に必死している会長候補、GM候補を見習えってんだ。(会長選挙は7月ですね。私的にはプレドラグ・ミヤトビッチGMというのが見てみたいが、監督がエリクソンというのも捨て難い)
反町が先に決まっているってのも中々不思議な話だよなぁ。彼の上に向いてそうな人間だと、やっぱりバルセロナ留学ということもあって、ルイス・ファン・ハールヘンク・テン・カーテとかオランダ人が。
ところで、監督人事だけど、ドイツみたいに誰もやりたがらないという状況にならなくて良かったねぇ。欧州選手権敗退後の悲しいばかりのDFBの交渉の話の結末が今のクリンシーだ。
日本代表が今後強くなるためか、まずは国内リーグのレベルアップ、内容も集客も経営も包括した上で。次に日本人選手の海外進出。ポジションは満遍なく。最後は戦術が一貫していること。
アジアやアフリカの監督で、W杯前に監督が交代して特殊な役割を果たす人がいるでしょ。現有戦力の可能上限までを出して、高給貰って消える人。
イビチャ・オシムが有能な監督だから期待をもって、代表監督に据えたいのは分かるが、プランが悪い。反町に有能な助監督を添えてを可能な限りやらせて、どこかでスパっと人選するほうが良い気がする。4年は明らかにぬるま湯。