はてなサーバー落ちるな

これでドイツに漁夫の利が

  • アルゼンチン対メキシコ @ツェントラルシュタディオン ライプツィヒ

(主審 マッシモ・ブザッカ スイス)
個人的に感じていたライトバックは本職の人間が良いという感想は、当たっていた気がする。リオネル・スカローニは良かった。何度か上がってバランスを取れていたからね。しかし、試合開始当初はどちからというとメキシコペース、ハレド・ボルヘッティというポスト役が帰ってきたおかげでボールが前線に収まる事ができた。メキシコのワイドに開いてパスを繋ぐ展開に、アルゼンチンは苦戦する。アルゼンチンはマンマークでやってきたメキシコのディフェンスに相当苦労、パスワークもつながらない、ハビエル・サビオラエルナン・クレスポの前線にボール供給ができない、そしてトーナメント故の互いに失点を恐れる慎重な戦い。
後半になって点がほしくなったメキシコは中盤で展開を作ることできるジーニャを投入。しかし、それまでに故障の関係で2名を投入してしまったのは残念なところ。パベル・パルドのマンマークは甘かったが彼のセットプレーは良かったからねぇ、その後、ヘラルド・トラードはリケルメをしっかり見ていた。対するアルゼンチンは得点のために前線を交代するのは分かるが、何故にパブロ・アイマール?ちょっと意図が分からなかった。中盤のボール回しを活性化させること、攻撃的な選手として分かるが、リケルメアイマールが共存して巧く回転せずと、最後の一枚、リオネル・メッシーを投入し、試合終了間際、ゴールが入るもオフサイドの誤審に泣いて延長突入。
攻撃的な姿勢を崩さなかったアルゼンチン、マキシミリアーノ・ロドリゲスの素晴らしいボレーシュートによってゴールが決まって試合終了、延長後半のジーニャのドリブル突破からのシュートは惜しくも決まらず、アルゼンチンは命拾い。しかし、試合を通じて、シュートを殆ど打たせなかった、危ない場面を多く作らせなかった、ロベルト・アジャラガブリエル・エインセセンターバックの強固なところが印象に残った。やっぱり強いねぇ。