• ブラジル対ガーナ @ヴェルトマイスターシャフトシュタディオン・ドルトムント

(主審 ルボシュ・ミチェル スロバキア
残念ながら、ブラジルは強かった。
しかし、ラトミール・ドゥイコビッチの狙った高いディフェスラインという戦術は良かった。ブラジルは高いディフェンスラインを前に縦に突破することができず、ボールが横へ流れたところ、ボールホルダー目がけてチェックを速く仕掛けると言うことで、ブラジルのボールキープ率は50%を切る。中々これは珍しいことなのだ。しかし、ボール奪ってから、点にならなかったのは痛かった。
対するブラジルは裏を狙ってカカからの一発のパスをロナウドは決める、オフサイドっぽいけれどカウンターでカフーからのクロスをアドリアーノが決める、リカルジーニョからの巧いパスをゼ・ロベルトがGKを交わして決める。ガーナと違いセレソンの選手達は肝心な部分でのボールのタッチが非常に巧い、シュートチャンスは外さない。残念ながら前半のコーナーキックからのヘディング、アサモアー・ギャンの何本かのシュートがジダの正面に飛んだこと、この差が大きく立ちはだかったと。