やっぱりヴェルダー・ブレーメンに期待しないわけがない。苦戦したのは金子達仁のせいだと思っておくか。アイツがイチオシとか言うから。それよりもメンヒェングラットバッハを気にしようぜ。

プレシーズンから調子が良いというので期待していたのである、ヴェルダー。(ジエゴが早めに加入したのでチームとフィットし、前衛のアウメイダジダン、アマチュアに新加入したモスケラまで結果を出したらしいという情報は入っていたし)
終わってみればヴェルダーらしい勝利であったが、バックラインの新戦力が疑問符ですな。ピエール・ウォメとクレメンス・フリッツ。失点シーンはバックラインでオフサイドトラップをかけられなかった故で、逆転されてしまう(まぁシュタイネルからのパスに、ハシェミアンも見事だったんだが)し、失点以外にもミスによる危ないシーンが多数。(ミスじゃないのは前半9分のハノ・バリッチュの効果的な上がりからの攻撃)、フリッツ、ウォメとも攻撃に関してもミスが多かったので心配しまくり、可及的速やかに昨季のレギュラーであるクリスティアン・シュルツとパトリック・オヴォモイェラにすべきであると思った。それくらい見てられなかった。ハノーバーが攻撃において良かったし。(出ていなかったけれど、ペア・メルテザッカーも心配なんですけどね。)
攻撃は試合開始当初はヂエゴ(ドイツ語で発音すると「ディエゴ」というが、サントス時代からの名残でヂエゴ)を信用していなかったのかロングボールを多用したが巧くいかず、そしてらしさが出てきたらヂエゴがゴール。そして同点に追いつかれてPKを貰ったのにティム・ボロウスキーが決めていればもうちょっと楽だったろうに。ミロスラフ・クローゼのヘディングシュートが決まらなくて本当にヤバいかなと思ったが、ボロウスキーに代わって入ったダニエル・イェンセンが良い運動量を見せて、同点ゴールのお膳立て、諦めずに詰めたウーゴ・アウメイダも見事の同点ゴール。余韻醒めやらぬまま逆転ゴール、ミロスラフ・クローゼがボールを奪ってからの速攻、ジエゴが一度タメを作ってクローゼが右足で素晴らしいシュート。最後にヂエゴからの見事なアシストパスからイェンセンのループ。終わってみればヂエゴ、1ゴール2アシストですか。良いですね。ヨアン・ミクーの後継で、欧州も狙えそうですね。
ただ、キャプテンなんだけど、バウマンをボランチに入れるのはどうだかねぇ。代表ではあのポジション、トルステン・フリングスで良かっただけに。それから、昨季まで前衛だったアーロン・フント選手は中盤にポジション下がったんですかね。5番手ではなくて。

Pröll(Frankfurt); Castro(Leverkusen), Noveski(Mainz), Lahm(Bayern); Galasek(Nürnberg); Schneider(Leverkusen), Diego(Bremen), Banovic(Nürnberg); Makaay(Bayern), Damm(Mainz), Neuville(Gladbach)

やはり気になるのはアウェーでシュツットガルトに勝ったニュルンベルク。移籍したガラーセクが良かったんですか。ちなみにMann des Tagesはパノビッチ。