賛辞

哀れみたい

この前、N響アワー見ていたんですけれど、ランランのラフマニノフは何とも言えない悲しさが。彼は楽しそうに弾いている、感情を込めて弾いている、自分の世界に浸って弾いているのは分かるんですけれど、音が爆音過ぎて潰れてしまったり、何ともバックの冷めた感覚だったり、あれは褒めてつかわす演奏かいな?って思いながら、それでも褒めなければならない職業って凄いなぁって。(確かに世の中持ち上げたりすることもあるけれど、良くなかったモノには「良くない」と言いたいし、悪くても「それなり」な言葉があるはず)ラフマニノフってのはロマン派の作曲家で、もっとロマンティックな情感があると美しく感じるなぁとか思いながら、ああまでピアノが弾けない自分が憎い。