今節はベティスマルコス・アスンソン選手に人種差別発言がなされたそうで、非常に残念です。アスンソン選手はASローマにいた当時から(そういえば、ローマでも人種差別を受けた記憶が)巧い選手だなぁって思える選手で、現在もリーガを代表するフリーキックの名手で良い選手なのに、ベティコがヤジったのが、何とも痛い。

やっぱりイラーリオはあれが弱点だな。そしてガナーズが勝って、ユナイテッドとの差が9だよ。「左団扇じゃ」って思ったらねぇ。まぁホームで負けるわけにはいかないチェルシーの意地ってやつですかね。エッシェンのシュートは素晴らしかったし、最後の最後のランパードとか頑張っていたけど、結果的にはお笑いで。

コーレンポットクラシカーは思いの外戦力の差が出てしまって、シャルケ04の大勝。今季大怪我から復活したレフトバック、クリスティアン・パンダーのフライシュトスに、ロマン・ヴァイデンフェラーの動きは悪かったなぁ。多分、回転が良すぎて落ちるなんて思わなかったんだろうなぁ。綺麗な回転で見事にドロップしていた。しかし、それ以上に気になるのは何でアレクザンデル・フライを途中で下げたんですか?あの素晴らしいシュートが決まった後の不満そうな顔がねぇ。スティーヴン・ピーナールはベンチに置きっぱなしだし。ピーナールをトップ下に置いてツートップの方がフライ、バルデス、それにスモラレクにとっても良いと思うのだが。(特にスリートップでバルデスの力がめっきり出ていない、そして彼は今季無得点)

審判のジャッジが酷く、フリーキックの壁はどう見ても前に出すぎという、悪条件の試合の中で、大事な場面に集中して前半終了間際にジュニーニョからのクープ・フランクからヴィルトールが合わせて先制、パウレタのクープ・フランクで一時は追いつかれたけれど、大事な場面で勝ち越して突き放す。ああ、これが王者ってモンなんだなぁって思い知らされた試合でございました。それより、見たかったなぁ前座のリール対サンテ・ティエンヌ。ピケオネもゴールして、イラン・アラウージョが2点決めて、同点だったそうで。