私の好きなロシア人チェリストロストロポーヴィチが亡くなった。ちょっと前にチェリストを引退していたわけだが、ついにというところですかね。年齢的なことを考えると。
彼はソ連で若い頃から注目され期待されていたので、録音が膨大にあるわけだが、やっぱりソルジェニーツィンを匿ったために亡命することになってから、西側で録音した素晴らしい録音が好きだし、音も良いね。
ブラームス:チェロソナタ集 ショパン:チェロソナタ ベートーヴェン:チェロソナタ第3番&第4番&第5番
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ソナタも良いけれど、やっぱり協奏曲が。

ドヴォルザークは8度録音していたが、やはりこのヘルベルト・フォン・カラヤンベルリン・フィルと対等に競奏する格好がステキ。第1楽章で登場するチェロの音色がステキ。勿論、第2楽章の歌う旋律もステキ。
ちなみに彼が最後に録音したのが伴奏は小澤征爾ボストン交響楽団。この演奏以後は録音しないとサインしたとな。