勝戦 ACミラン対リーガプールCF @アテネ・オリンピスキ(スピロス・ルイス) アテネ
(主審 ヘルベルト・ファンデル音楽教師 ドイツ)
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2361/match=300099/report=mb.html
http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=2361/match=300099/report=pr.html
2年前と同じ顔合わせというわけなんですけれど、よくよく考えたら選手は色々といなかったりする。シェフチェンコクレスポトマソンという前線がいないおかげで、結局インザーギジラルディーノともに大きな信用をおけないというわけで、ミランのシステムはクリスマスツリーが濃厚。カカの爆発的な得点力と攻撃面をフォローするセードルフとの連携が試合を増すごとに良くなっていることが好印象だ。
逆を言えば、今回はアンブロジーニが出場できるというわけですな。前回は彼の欠場でベンチにいた中盤がルイ・コスタとドラソーとどちらも守備に長けているとは思えず、相手が中盤を変えてきたことに対しての対処が遅れたことは、戦術的にはアンチェロッティのミスだったと思っているから、その点は今回はサブにはブロッキはいるし、準備としては悪くない。(そもそもイタリアのクラブが3点取って守りきれないなんてことが珍しい)
問題はどうやって点を取るかと言うことで、前半は相手のオーソドックスな中盤に対してピルロおよびカカに自由な時間と空間を貰って3点(クレスポオフサイドは有り得ない、メフト・ゴンザレスは名演出家だ、忌々しい)を取ったわけだが、後半のハマン、ジェラードがマンツーマンに当たったおかげで難しくなったわけだが、今回は前が1名、中盤およびサイドがしっかりと攻撃参加をして相手にプレッシャーを与えたらゲームが楽になると。
今大会はW杯後のシーズンということで、毎度のようにW杯で結果を残せなかった国の選手が多いところが決勝まで来る様相は理解できるが(イングランドとスペインなんて最右翼だ)、カルチョポリによって自身の名誉で勝ち上がってきたわけで、残す階段はあと一つ。