http://www.hmv.co.jp/news/article/707230082
何という纏め方だ。非常にテキトーだなぁ。これは他の作曲家の作品の録音が忙しいからグスタフ・マーラーはできんよという風にも取れる。
まぁ何が悪いって、交響曲第8番の録音が最後の最後だったのだが、バーミンガム交響楽団とやるか、ベルリン・フィルハーモニーとやるかで考えるハメになったり、ウィーン・フィルハーモニーとの初録音にマーラーの9番を選んだり、ベルリンの音楽監督となっての初録音がマーラー交響曲第5番という、サー・サイモン・ラトルさんの活躍ぶりが問題なんですな。
ラトルといえば、交響曲第10番が唯一、デリック・クック版、コリン・マシューズ補訂ってスコアを使ってます。しかもザンデルリンクに教えを乞うたという話も有名ですな。