個人的には好きになれない演奏だった。せっかくの大曲、マーラー交響曲第9番なんだが。
何が問題だったかと言えば、混沌と死と美がなかったことだろうか。音だけがあったかんじ。
よく鳴っていたしねぇ。ただそれがマーラー交響曲に求められることかと言えばねぇ。
解説の池辺晋一郎も引き合いに出していたがこの曲はブルーノ・ヴァルターが素晴らしすぎる。

マーラー:交響曲第9番ニ長調

マーラー:交響曲第9番ニ長調

次にバルビローリがあって、クレンペラーがあってからバースタインだと思ってる。