あれはオフサイドです。ただオフサイドの判定のモヤモヤを払拭する2点目はステキ。(感覚としては1986年のイングランド対アルゼンチンのような気分)
それにしてもカウンターを食らうイタリアって試合は面白かったな。ジオの3点目といい。
それからあのイタリアの戦術はどうかと思うぞ。カモラネージがあまり良くなかったことと、攻撃の起点が低すぎたこと。オランダのエンゲラールデ・ヨンクが良かったこともあって、早めに切り替える必要があったと思うんだが、やはりリッピならできるだろうことを望むのは酷だな。
オランダの4-3-3に期待できんと書いたが、カイトは所属チーム同様に右で運動量豊富に働き、ラフィーとスナイデルが上手にポジションチェンジを繰り返しできたことは良かったですな。誰かの本の4-2-3-1って本を展開したみたいだ。
しかし、あんなの私が初めて見て感動したオランダと違う。オランダといえばキレキレのウィングがいてこそのオランダなんだ。あれじゃオレンジ色のユニフォーム着たイタリアであって。(とはいえ、ウィングがいなかったのは事実、ファン・バステンの采配力の賜物だったから監督として成長したと言えるのだが)