善戦とか健闘とかという言葉に扇情される前に、テストだったこと、本番と場所が違うこと、またモチベーションを上げる必要があることとか、認識してもらいたいもんですね。

先制点を許したイングランドは、何とかして点を取らなければならない状態なのにアタッカーのエミール・ヘスキーを投入したのは後半30分過ぎてから、ヘスキーはヘディングで欲しい場面を作った。
はっきり言って、後半頭から嫁はビキニグラビアのピーター・クラウチを投入したら良いのにと思いきや、ルーニーワントップの中盤で優位を保っての圧力をかけて相手を封殺しようという内容。(クラブチームでトップ下のジェラードではなく、ジョー・コールがトップ下という珍しい布陣)
面白いことにワイドからの攻撃のみ志向する日本に対し、更にワイドに展開して攻め立てたらどうなる?という解答が、フルバックはクロスボールを上げられ、オウンゴールするというものだった。点を本気で取りに行くなら、アタッカーだったと思うけれど、この伏線はどこかで見られるのかしら?
前回大会もルーニーがワントップでスプリントしまくったエクアドル戦。
それにしても攻撃の心配はアウトサイド、ウォルコットも縦にスピード突破することしか考えてないし、レノンの左はムリ。クロスの上手い選手はいないし、左利きも控えのダウニング落選故にバリーを除けばジョンソン(しかもシティーでは右サイドをやっている)のみ。ああ、心配だ。心配だ。