まぁ試合内容としては、開始10分みたところで
どちらも攻撃の構成力がないので、
「どうしたら点が取れるのだろう?」
と思っていたら、案の定。PKで御座いました。
加えて、あの岡田武史の試合後インタビューに対しての、長谷部とか川島とか、解説の金田喜稔の政治的な発言を聞くと、指揮官の稚拙ぶりがさらに分かってしまうことだった。(解説者は試合全体を通じて選手を褒めたが監督や采配を褒めてはいない)
試合が終わっての様々な批評は主に2点

1. 日本の選手は規律を以て、走り回って、よく守備をした
2. でも、攻めてないよね。勝てないよね。どうやって点を取ろうとしてたの?

中田英寿早野宏史も試合直後からこんなコメント。テレビ的には感動を有り難う、惜敗って言うんだから大変な矛盾よね。
ああ、ところで、金田さんのアルゼンチンサッカーはいつになったら復活するんですか?J Sports
(というか過去の録画でも見せろってんだ)

互いにやりたいことがはっきり見える戦いで、非常に質が高くて内容がある戦いだったのだが
あの交代策はどうかと思う。それがカルロス・ケイロスの失策だったと。
ウーゴ・アルメイダを下げてダニー投入。理由は非常に明快で、クリスティアーノ・ロナルドをセンターに配置することで4-5-1の1として守備に戻る負担を軽減したかったわけだが、これが見事に裏目。スペインを攻めやすく且つ守りやすくしてしまったと。そもそもロナルドのストロングポイントはセンターで発揮しないことはブラジル戦をみるまでもなく、その前から分かっていても、彼の守備を考えたら、あそこに置かざるを得ないという二律背反が非常に重たかったんだろうなぁ。
ただ勝負に勝つためということを考えたら、理解をしても、私は納得しない。
まぁ痛かったのは、交替で投入できるウィンガーに、ロナルドほどの実力でないにしても、シモンに双肩するほどの選手、ルイス・ナニがいなかったことなんだろうと、私は結論づけて寝る。