メレンゲス、もう過去のイメージがどんどん無くなっていくな。しかし、それが時代と歴史が一方向に流れる故よね。それにしても、ジョゼ・モウリーニョの率いるチームってイメージが湧かない。

そもそも退団か悩んでいたところに、今度就任する新監督が「ヤツは要らん」と言ったので仕方ないね。
拾ってくれるのは、彼を重用したこれまた天才肌タイプのプレーヤーでもあった、ベルント・シュスター。トルコでの活躍を期待するだけ。
それにしても彼は大きな活躍がラウルほどに恵まれなかったのは、性格面の問題なのだが、ゲイに大人気はともかく。ジダンと並ぶ技術的な才能があると常に言われながらも、活躍できず。ラウルと組むフォワードとしても大成ならず、ボランチやるには守備が甘い。なぁ
シュスター就任時の中盤での輝きをみたら、才能の評価は間違いでなかったのは明らかで、監督との相性だよなぁ。こればかりは。

彼はクラブの象徴としての役割と、性格的な問題が少ない故に、新監督も残留を希望しましたが、そもそも活躍を補償するモノでもないってのが、悲しいお話。
彼を求めたクラブで、活躍と彼のこれまでの実績を若い選手達に教えて、欧州でのさらなる野望を目論むフェリックス・マガトシャルケってのは悪くない話ではある。問題は言葉と寒さとプレーなのであるが。
それにしてもだな、彼が抜けて、新しいメレンゲスの象徴になりそうな選手って誰がいるんだと・
グラネロってのもなぁ。お兄さんの好きだったソルダードも、デラ・レッドも、フラドも、もういない。