金曜日の夜、やっとのことでJ SportsおよびNHK-BSにて放送が決まりましたイングリッシュ・プレミアリーグ。待たすな、アホ。えがったえがった。

まずは優勝予想だが、昨年優勝のチェルシーと2位マンチェスター・ユナイテッド、それにアーセナルマンチェスター・シティーを入れたら、大体決まるから終わり。

    • 恒例の降格予想

まず昇格組で一番危ういのがブラックプール。規模の小さいチームだし、補強も小粒だし仕方ないね。40年ぶりのトップ・ディヴィジョン。頑張れと。ダービー・カウンティの史上最小勝ち点だけは下回らないように。
ウェスト・ブロミッジ・アルビオンロベルト・ディ・マッテオの手腕の真価が試されるわけだが、安くちゃっかり補強しているけれど、さてどうなると。前回はトニー・モウブレーの攻撃的なフットボールで挑んだが、明らかに守備に問題があったわけで。
同じく昇格してきたニューカッスルは、チャンピオンシップでは別格の選手層だったけれど、プレミアで通用するか。そしてあの監督だと・・・、名門なんだから1年で落ちることは許さんぞ。全く。
さて、補強の観点から危ういのが、GKのシュヴァルツァーが移籍希望を出した上に、バックライン、フィリップ・センデロスが6ヶ月離脱して代役が誰もいなかったフラム、補強がユナイテッドからシーズンローンであるマメ・ビラム・ディウフしかいないブラックバーン、予算に見合った選手層のウルバーハンプトン、カネはあるのにネームバリューがないバーミンガム、この辺かな。
そして、開幕5日前にマーティン・オニールが辞任してしまったアストン・ビラ。昨季もオニールらしく大体同じ選手がスタメンで、選手交代も少なかった。それは欧州戦出場がなかったので良かったけれどというところに、ジェームズ・ミルナーは移籍するとか、選手のモチベーションはどうなることやら。運が悪いと落ちる気がしてたまらない。

    • 今年はイケそう候補

昨季は、開幕で移籍志願男の影響で6失点の開幕ズッコケ、怪我人続出に泣いたエバートン。ポテンシャルからするとここは高い。優秀な選手と采配優秀な監督がいるわけで。
相変わらずベッカムさんに来て貰いたいらしいウエストハムだけれども、ここは守備さえ整えば勝てる戦力のはずで、アヴラム・グラントの堅実な采配が実れば悪い成績にはならないと思うのだが。あとはお兄さんも大好きなスコット・パーカー大佐の輝かしい活躍があれば。
得点力が低かったところにクラブレコードで、ケンヴァイン・ジョーンズを補強したストーク・シティーは個人的に期待をしているところ。今年もイングランド伝統のキック・アンド・ラッシュスタイルロリー・デラップの必殺ロングスローで男気集団を演じれば10位以上は狙えるやも。
補強の観点では、レンタル移籍が多いのだが、サンダランドは自分たちのやりたい構想が見える補強で堅実な結果が出そうな。

    • ネタ集団

買収先のニュースが二転三転、腸捻転するリバプール、もうどうなるんですかね。名門なんだけどねぇ。ビル・シャンクリーとか。
相変わらずのスペイン化補強、ウィガン・アスレチック。背番号10になっているがシャルル・エンゾグビアを放出すると痛いだろうけれど、ここのやりたいフットボールはスピードのあるウィングとボールを繋いでのスタイル。英国ではかなり異質でハマると面白いけれど、とにかくここは失点が少なくならないと降格争いに巻き込まれる。