見た試合の感想を色々いってみよう

とはいえメジャーな4試合だ、ボルトンの虐殺はまた後のお話。
リバプール1-1サンダランド
正直な話、前半を見た段階では、勝てなければオカシイのである。相手の面子を見ても、元々がウィングであるキーラン・リチャードソンの守備面での不安は顕在していた上に、対岸のフィリップ・バーズリーも前半に黄色を貰っていたのに、何故かスピードのあるウィングのスチュアート・ダウニングが左から反対サイドに回ってきてしまうとか意味不明な采配を見せてくれるし、中盤の新戦力チャーリー・アダムが優秀なクォーターバックロールで展開をするのに上がってこない両フルバック。そして失点を喫してからの彼らの前への力の無さは、優勝に値するチームでないことの証明である。まぁ1試合見ての判断だが。
ニューカッスル0-0アーセナル
ガナーズの問題点は、4-5-1という布陣なのに、フランセスク・ファブレガスサミル・ナスリが不在の中盤の選手がボールを前へ運ぶ、推進力が非常に乏しかったことである。ということで、中盤まで下がってきたトップのロビン・ファン・ペルシーが起点になって攻撃を仕掛けようとしたら、肝心要のゴール前に入っているアタッカーが誰もいないという、まさにパスだけしてシュートを考えていないチームだということを見せてくれたわけだ。何故、ツートップで、最初からマロワーヌ・シャマクを入れないとか、元々アタッカーだったんだから、前線にセオ・ウォルコット入れるとか、もう少しヴェンゲルは考えた方が良い。まぁ1試合見ての判断だが。
トーク0-0チェルシー
主審に嫌われていたというのもあるが、もう少しブルーズには攻撃の工夫が必要である。これまでこのクラブの4-3-3というのは、トップで相手に競り勝つターゲットのディディエ・ドログバありきの攻撃だったところを、今回フェルナンド・トレスが最前線の配置だったわけだが、彼の攻撃を活かしたいのなら、ウィングが縦に勝負することをもう少し考えた方が良いと私は思う。何度か勝負して良い場面を作ったラミレスを見て思ったこと。まぁ1試合見ての判断だが。
ウェスト・ブロミッジ・アルビオン1-2マンチェスター・ユナイテッド
ダヴィド・デ・ヘアはアジャストが必要。というのが英国の記者の共通見解。あのシュートが取れないのは、ミスとも言われていますからね。
ただ、それよりもバギーズごときに、最後の時間帯、布陣を変えて4-5-1になって必至に守ろうとするなんて、なんか悲しくなったよ。