今回は、スポーツ雑誌の老舗であるnumberという雑誌の
あまりにも残念極まりなく、遺憾の意を示したくなる内容についてのお話。
今回号のタイトルは
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 5/9号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/04/18
- メディア: 雑誌
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「End of Barca or not」
というタイトルで、バルサ(FCバルセロナ)は終わってしまったのか否か?
ということのお話なのですが、
実は、この関連のお話は、昨年のチャンピオンズリーグ準決勝でバルセロナがチェルシーに敗れた際に
UEFA Champions League Magazineを筆頭に書かれた内容よりも
1年遅れ
という点が非常に重要です。
日本においても、写真がchampionsと全く一緒の写真を使用した表紙が目立つ
サッカーマガジン増刊 チャンピオンズリーグ決算号2011-2012 2012年 6/10号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2012/05/24
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即ち、これは何を意味するか?
一般的に、サッカーファンは、アホだから、
1年前に他所で書かれたことでも忘れているはずだ
ということ以外に考えられません。
この号を主に担当されている人は、最近ではマンチェスター・ユナイテッドに関する本
- 作者: 田邊雅之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: 単行本
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また、日本人で唯一バロンドール投票権のある記者、
- 作者: 田村修一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04/10
- メディア: 文庫
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また、この号で一番腹が立った内容は
2012-13シーズンの欧州サッカーのトピックに関する記事なのですが
「イタリアにおいて、3バックが流行」
という部分。これは間違っています。
今季ではありませんから。昨季です。
世界のサッカー戦術に関する著名な本
- 作者: ジョナサン・ウィルソン,野間けい子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: 単行本
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同じ週に9チームも3バックをやったということを記事にしたマイケル・コックスの記事も、昨年の1月(FAカップの日)であるわけで、何を事実誤認しているんだというお話。
そんな連中が、書いた欧州サッカーの本。
誰のために、何の信用があるのでしょうか?
それがとても気になりました。
それにしても、前述の通り、呆れよりも、怒りがこみ上げる内容です。