UEFAチャンピオンズリーグ決勝は
ドイツ勢の対決
ボルシア・ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンになった。
実際のところ、ドイツのサッカーが生まれ変わったのは
2006年のW杯が終わってからの話である。
そんなことが書いてある本はあるのだろうか?
という興味で調べてみる。
まずは、英語の有名な戦術分析サイトが最初に出している本がこれ。
- 作者: ウルリッヒヘッセ・リヒテンベルガー,Ulrich Hesse‐Lichtenberger,秋吉香代子
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 単行本
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どこまで参考になるのかよくわからない。
この本はどうやら、過去のドイツ代表の栄光を描写しているようだ
- 作者: 明石真和
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2006/06
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ドイツ、ブンデスリーガ解説でもお馴染みの鈴木良平が書いた本は
確かに情報を入れるにしては良い本だった
- 作者: 鈴木良平
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もっともっと取材した本が欲しいと思うところ。
こういう、トレーニングに関しての本もあったにはあった
ドイツ流攻撃サッカーで点を取る方法 (トップアスリートKAMIWAZAシリーズ)
- 作者: ノルベルト・エルゲルト,ペーター・シュライナー,ゲルト・エンゲルス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/02/14
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若い監督が次々に出るのか、そのメソッドはどうなっているのか
という点では、まだまだ物足りない感がある。
ポジションサッカーという概念は知るに値する。
ちなみに、一番興味があるのは
特にドルトムントについてだが
どうしてあんなに走る距離が出せるのか?
という点。
日本のサッカーの本は、どうにもこうにも「戦術」なんとか(典型例が西部謙司大先生)に走りがちだが、遂行に関して、「どうして」可能なのか?を知ることができない。企業秘密なのかもしれないが。
こういう点を、小さくだが書いたのは、おそらくサイモン・クーパーが最初で最後である。
「ジャパン」はなぜ負けるのか─経済学が解明するサッカーの不条理
- 作者: サイモン・クーパー,ステファン・シマンスキー,森田浩之
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2010/03/24
- メディア: 単行本
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誰か大がかりに特集してくんねぇかな。
オチを書くのを忘れていましたが
足下の技術はブラジル人にも、スペイン人にも、
多分日本人選手にも劣るであろう
(MFの足下の技術ならという点)
ドイツ人が、どうして勝てるのか?
がわかりやすく説明されている本が一つ
日本サッカーを救う「超戦術」 (ベースボール・マガジン社新書)
- 作者: 風間八宏
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2010/05/06
- メディア: 新書
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風間八宏監督は、Jリーグで活躍しているはずです。