2 EUROプレビュー

ポルトガルイングランド  1試合だ。体に優しい。
おそらく、今大会一番堅いDFのイングランド。(セットプレーからしか失点していないチームはここだけ。流れの中で失点をしていないのだ)対するは、第2戦以降立て直してきたホスト国、ポルトガル
ポルトガルのサッカーはフィーゴ、デコ、シモン(クリスチアーノ・ロナウド)が流動的に横に流れて繋ぐサッカー。1トップパウレタが中で張って、そこに当てながら中盤の選手で崩す。4バックも、第2戦以降、リカルド・カルバーリョを中心に纏まってきた。控え選手に有望な選手が控えていることも大きい。それはスペイン戦のヌーノ・ゴメスを筆頭に。この試合はパウレタは出場停止なので先発はヌーノ・ゴメスだと思うが、しっかりポスティガとかいるよね。
イングランドのサッカーは前述の4バック(特に中のソル・キャンベルジョン・テリーが堅い)に、セントラルMFが3人(スコールズが若干左目、ジェラードとランパードが中)でポジションチェンジを繰り返し、右サイドはベッカムと上がるガリー・ネビルで崩す、2トップ、オーウェンルーニーは持ち前のスピードでゴール前を狙う。
勿論、7番(フィーゴベッカム)の対決も見応え十分。縦に切り裂いて速くて曲がるクロスを決めるベッカム。サイドに動いてシザーズで相手を抜いてセンタリングを上げるフィーゴ。互いにFK、CKの名手でもある。