階段を降りる裸体Ⅱ

負けたらバカンスよね。

今日のタイトルは、金曜日に私が行った森美術館に無かった、現代芸術(それは絵画においてでもあり、レディメイドというジャンルを作ったことにも)を代表する画家、マルセル・デュシャンの作品のタイトルである。何故、森美術館は「モダンって何だろう?」というテーマの中でデュシャンを取り上げなかったのか、これはかなり重要事項だと思う。この絵によって描かれる裸体は、静的でなく動的であり、まるで機械のように自動的に階段を駈け降りるのである。
私も初音映莉子と一緒にどこかに駈け降りてしまいたい。初音の絵日記はステキが鏤められている。