五輪日本代表対ベネズエラ代表 4−0
審判が何故か、ドイツ人のマルクス・メルク(愛称、歯科医)だったのが気になった。
毎度恒例、スタメンに15番の選手がいる。しかし今回はこの右サイドからの攻撃はあったのだが、左サイドからの攻撃がなかった。
しかも、前半における大久保嘉人の得点シーン、平山相太の惜しいヘディングシュートはディフェンダー(前者はトゥーリオ、後者は那須大亮)の攻撃参加による攻撃で、サイドアタッカーが攻撃しているシーンが少なかった。森崎がゴールラインまで突破することがあっただろうか?徳永も後半に1回だけだ。これは結局3-5-2システムらしからぬ攻撃が主流になってしまっていることを証明してしまったことだと思う。今更、4-4-2に変更する時間がないのも承知しているが3-5-2でしっかりした攻撃をするためのプロセスが1つだけあったのは、この試合。即ちカウンターであるが、カウンターを使用としたときに平山がトラップミスをしてチャンスを潰してしまったシーンが3回あったのは気になった。平山は得点の才能はあると思うが、トラップミスとドリブルにミスが目立つのは否めないな。
それからもう一つ気になること、山本昌邦さん。アナタはトップ下の控えを森崎浩司で行くとお考えで?そして小野伸二が入った場合、スタメンから漏れるのは誰でしょうか?今野泰幸でしょうか?それとも阿部勇樹を控えに下げてしまうおつもりですか?
結論として、戦術については成長無し。昨日も結果的に5バックになりがちだったし。特に左のアウトサイドの森崎は何がしたかったのだろうか?後半から入った駒野友一も何も目立たず。
得点については、カウンターで3点、セットプレーから1点。交代出場した田中達也による1点1アシストは良かった。特に高松大樹のヘディングゴールは良かった。1回相手のマークを外してからダイビングヘッドは非常に良かった。4点目については若干相手のマークも甘かった気もするがシュートが良かった。でも、文句を言うと落ち着いた流れから点に持って来れないんだよね。大体の原因は平山のトラップミスで一瞬止まってしまうからだけどね。
「ボールを奪ってから15秒で得点」 山本のスローガンだがカウンターだけってこと?