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凄かったと言われるケーゲルのショスタコーヴィチ交響曲5番である。私の持っているショスタコーヴィチ5番のなかでは、エフゲニー・ムラヴィンスキーの演奏が一番凄いと思うし、よく聴いている。レニングラードの鉄のアンサンブル。打楽器類の凄絶さは群を抜く。そしてムラヴィンスキーの徹底された指揮ぶりは素晴らしい。ところがショスタコーヴィチの証言 (中公文庫)では批判されていたりする。おそらく間違いだとは思うが、批判されている。個人的に一番間違った解釈だと思うのはレナード・バーンスタインだと思うし。ところでムラヴィンスキーだけ、4楽章の最終部分へのブリッジの場面で音型が違うのは何故だろう。そちらのほうが音楽的には感動する。