今日のローマの面子(DFにフィリップ・メクセスマッテオ・フェラーリ、トラヤノス・デラス、ルイジ・サルトル、クフレという5人、しかもCB)を見て安心してめざにゅ〜見てたけど、やっぱり勝ったようだ。得点はアレッサンドロ・デルピエロマルセロ・サラジェタ。エメルソンが退場してしまったことが残念であるが。現在セリエA得点王のモンテッラカッサーノトッティの3人は確かに怖いのだが、現在のユヴェトスの4バック及びボランチの守備の堅さから考えたら、アーメド・ミド・ホッサムを出される方が怖い。ファビオ・カンナバーロリリアン・テュラムのマークとチェック、ラインコントロールの巧さは素晴らしい。唯一、これを打破するならパワープレイと優秀な個人技が必要だろう。それが可能なのがミドである。カッサーノは本来的にFWではないからね。カンナバーロとコンビを組んだマテラッツィが大抵高さで勝つのに対して、テュラムはミドに勝つかといえば不安だからね。
そして攻撃だが、守備の組織かもしっかりしていて評価が高いと思うが、攻撃もイブラヒモビッチを起点に選手が色々と動くようになって、取りたい時間帯に取れるようになっている気がする。若干文句を言えば、デルピエロゾーンという概念が消えかけていることかな。右サイドに行くことも増えて、カモラネーシは逆に中に絞る動きもできるようになって。