昨日の続きでBUNKAMURAのポップ・アート展であるが、今日書く矛盾

ヌーヴォー・レアリストのなかではおそらくもっとも名高いイヴ・クラインの作品は、ポップの表現法とは明らかに異なる概念性、形而上性を備える

そう、ポップではないのにポップ・アート展にクラインの作品が入れられたのである。ただしイヴ・クラインについて私はデュシャン、ウォーホルと並ぶ20世紀の偉大な芸術家に絶対入れるべきだと思う。(そんな芸術書は今までに見たことがない、私に対して反論することは可能でもある)その為、出展作「S41」はあの会場では浮いていた。しかし、クライン・ブルーは偉大である。ただカテゴリーで分けるなら、クラインはポップじゃない。絶対に。ただ、このBUNKAMURAに行きたい理由はクラインだった。ついでに、先の日記に書いたが、IKBの顔料をもののついでに買いました。バカです。