ユヴェントスレアル・マドリード

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1969/Match=1081498/Report=MB.html
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ミチェル・サルガドとパヴェル・ネドヴェドを互いに失ってのTDデッレ・アルピの試合。ミゲル・パレンシア、アルバロ・アルベロアと有望な若手選手を推薦するアリゴ・サッキに対し、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督の起用は本職左サイドバックのラウル・ブラボ。彼の拙いセンタリング等により、レアルの攻撃は左サイドに偏った。しかしながら得点チャンスはまぁまぁあったもののピンチも作る内容。決め手となったのはジネディーヌ・ジダンがキレキレだったことと、デビッド・ベッカムプレースキックが正確だったからことからの1点のみ。ところが、ジダンベッカム、加えてキャプテンのラウル・ゴンザレス、ジョーカーのマイケル・オーウェンと病み上がり、これがトリノでどうなるかが問題。ユヴェントスも楽観できず、復帰と見られていたダヴィド・トレゼゲも長時間といかず、ネドヴェドもいない為前線はマルセロ・サラジェタズラタン・イブラヒモビッチアレッサンドロ・デルピエロの様相。この面子で監督のカペッロがレアルの戦法に対し、どのような対処をするのか楽しみなところ。なによりイタリアらしく欲しいのは先制点だが。

バイヤー・レヴァークーゼンリヴァプール

http://jp.uefa.com/competitions/UCL/FixturesResults/Round=1969/Match=1081500/Report=MB.html
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レヴァークーゼンはなんと悪夢のジュアンまで離脱で、イェンス・ノボトニー、ホッキ・ジュニオールを加え3バックの3人がいない超緊急事態。ディエゴ・プラセンテ、ベルントシュナイダーをサイドバックにする4バックを採用するにしてもセンターバックが、ドイツU21代表ヤン・インクヴァー・カルゼンブラッカーとサーシャ・ドゥムというもっと若い19才を使わざるを得ないこれは危険だ。アンフィールドの試合でもカルゼンブラッカーには重荷だった。そこでルイス・ガルシアの抜けだしが見事なゴール、ミラン・バロシュの決定的なシーンが生まれたわけで。
しかし、何と言ってもホーム、バイアレナ、ホームでは無敗のバイエル。しかし前回のミラクルよりも状況は厳しい。自慢の攻撃陣もロブソン・ポンテ、ポール・フライヤーの累積警告出場停止で誰を起用するのか、難しい。ポンテの位置はフランサランドン・ドノバンと候補がいるものの、右サイドのウイングとなると話は難しい。シュナイダーを使いたいところだが、前述の理由でシュナイダーはムリで、ダニエル・ビーロフカかと予想されているが。
やっぱり思い出してしまうのだが、2001年-2002年シーズンのチャンピオンズリーグ、準々決勝の1-0、2-4という大逆転劇。ホームアンドアウェーの面白さですかな。

アーセナルバイエルン・ミュンヘン

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ミヒャエル・バラックが復帰するのだが代わってロイ・マカーイがケガで離脱。攻撃の中心選手が抜けてしまったのはかなりの戦力ダウン、メーメット・ショルも抜けてしまうのだが。中盤は前回のオリンピア・シュタディオンで潰し役に徹したデミチェリスを配置するのだろうが、復帰するミヒャエル・バラックの配置も気になるところ。その他大勢いる有能な中盤選手をどうフェリックス・マガトが配置するのか気になるところ。何せアウェーゴールを許したことで、余談を許さないのだから。
逆にアーセナルも攻撃しなければならないが、一番危険なのは失点。パスカル・シガンまでケガで離脱、セッターバックはコロ・トゥーレフィリップ・センデロスアーセン・ベンゲル監督も頭の痛いところ。ソル・キャンベル不在でしっかりしていない状況の3失点だった。だがハイバリーの試合なので、デニス・ベルカンプ大先生を起用できる攻撃はティエリ・アンリも楽になってより効果的な攻撃をしてくるだろう。それをオリヴァー・カーンはどれだけ抑えることができるか。ボールを持つだけで、決定的なシーンにならなかったらドイツサッカーの思う壺なわけだが。

ASモナコPSVアイントホーフェン

正直、情報を知らん。チェバントンが復帰するらしい。このクラブのみ、ホームアドヴァンテージが少ないクラブ。ただコーナーキックからの1失点しかしていないので逆転は可能で、面子がしっかり揃えば(セバスチャン・スキラッチがギリギリらしい)、4バックを揃えて、パトリス・エブラを中盤に上げて攻撃させることもできるし、いざとなれば4トップができる魅力がASモナコにある。確実な守備をもつPSVは何より相手との主導権争いに勝ち、点を決めてしまいたいところ。昨日のヴィルトールでないが、出戻りベテランの効果が目立つのが今季のCLであるな。思い出せばリバウドも。そしてPSVのキープレイヤー、フィリップ・コクー